2015/08/03

破れる殻だろうか~デザインという苦痛~

illustratorCCは立ち上がるの遅いけど操作してるときのパスの動き方がすき。

さて今回の議題はデザインです。デザイン。私がとてつもなく苦しめられるデザイン。
できればイラストレーター、グラフィックデザイナーになりたいなあと子供の頃から思ってきましたが、あれこれ理由をつけて何もやらないタイプでここまできました。ただの面倒くさがり屋といえばそうだし、もしかしたら本腰入れてやらないことによって「私には未知数の力があるからいざというときそこにゆけばよい」などといった残念きわまりないスピリットがこびりついているからかもしれません。そういうタイプ、よくいますよね、小説家志望で一作も書き上げない人とか。わかります、あなたの気持ちはわかります。

とはいえ、仲良くしていただいているひとたちがイベントやるのを仕事にしていて、フライヤーやポスターのデザインはたまにお願いされることがあります。とてもありがたいです。
でも
正直言って
毎回 ちょうちょうちょうやりたくない!って思いながら、現実逃避し続け、これ以上はもう先延ばしできない、というところで慌てて取りかかり始めています。大学のレポート課題かよ。
デザイン以前のところで拒否反応を起こす私が情けないし、とてもプロでやってけるとは思わないですが、以上が制作時の私の状況なのであります。

デザイン業務は主にパソコンでできちゃうので、インターネットという危険が常に隣で待ち構えています。制作中も15分がんばったら1時間インターネッツ☆というのはザラで、結局仕上がりは朝の4時に。少し寝て仕事にいかなきゃ…というかんじになります。なんかこう、クリエイティブってそういうことじゃないじゃん。もっと時間かけてアイデア膨らましていって、すごく意味のある内容をつくるじゃん。

でもいつだって私の期末テスト前夜みたいな制作スタイルは、とりあえず終わらせろ!だけが目的になってしまって、つくりながら泣きそうだしつらくてたまりません。
ちなみに学校のテスト勉強やレポート課題のときも、同様にぎりぎりまで先延ばししていたため、悲惨な結果ばかりでした。
なにが苛つくかというと、課題もデザイン業務も、やってるうちに乗ってくるんですよ。そうするともっといろいろ考えてやりたいのに、時間がないんですよ。そしてコンセプトもかたまってないから時間がかかる。乗ると楽しいのに、そこまでいけたときには時間が足りなくて、朝方までやってるからコンディションもひどくて、そこが悔しいのです。

こんな状態を一言で言うと自業自得ってやつなんでありますね。

私だってカフェでさわやかにコーヒーでも飲みながらアイデアを出して、きちんと考えてから作業に入りたい。でも朝や昼にカフェに入ろうものならパソコン開いたところでインターネッツ☆なんですよねえ。フォント集めよう~と思っても、ネットサーフィンにたっぷり1時間かけてから「あっ、いけないフォント探すんだった」と気づく。

同じ過ちを犯したくないのに犯してしまう。
でも向いてないんじゃないの?では片付けたくない。
本当は本当は心の底からしっかりやるべきことに取り組みたい。だって嫌いじゃないもん。本当はわくわくすることのはずで、大変ながらもとっても素敵な体験のはずだもの。
世の中には私みたいな人がたくさんいるって知ってます。procrastinate(先延ばしにする)という単語もきっちり覚えています。でもね、でもね!やるべきことを他の楽なことより最優先にできるって、そこに行き着けたら、道が開けるとおもうんです。というか、それでしか開けないと思うのです。これを仕事にしたら、避けてる暇ないでしょう?時給換算でも割に合わないのです。

だから、どうしたら逃げずにデザインできるか?

今まで考えたことなかった気がする。考えて実践していくことによって改善できるのかどうか、試してみたいです。


デザインの何がつらいって

  • アイデアわいてこない
  • 技術的に難しい&やりかたがわからない
  • 技術的にできるけどめんどくさい

このあたりですね。たぶん怖いんですね、何もでてこないけどどうしようっていう気持ち、世の中にはこんな細かいデザインできるひとがわんさかいるんだ、と気が遠くなるかんじ。
その辛さ&怖さに向き合いたくないから、先延ばしが続くのだよなあ。


それでも辛さを超えてアイデアが降りるだとか、粘ったらできたとか、自分の殻を破ってみたい私は本当に、どうしたらいいんでしょうか。
というのをこれから考えてやっていこうと思います。
まずは、考え続けることかなあ。
名越先生の著作を読みあさった後だから推測できるけど、きっと心の持ちように9割くらいの解決策があるんじゃないでしょうか。えーん。がんばる。



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